ガイドブックは表面上の情報だけが情報ではありません。その文脈にある裏を読み取れればたいしたものです。
ガイドブックの編集では実際に出かけて取材もしますが、多くは電話や手紙、メールなどでアンケートを取っていることが多いのです。そのため、どうしても相手側は良い部分しか出してきません。これは経費を削減するために仕方のないことですので、許容すべきです。
ここで逆転の発想をして見ましょう。書いてあることが自慢だとすれば書いていないことは自信がないのです。ですから、他の店で触れられているのにこの店で触れられていない場合はその店はその事柄に自信がないのだと判断することも可能です。
このようにガイドブックはいろいろと深読みをして情報量を倍増させることも可能です。ガイドブックは提携情報が多いのですが、逆に広告のような情報でも上手く活用すればいくらでも生きてくるということでもあります。